2013年7月1日月曜日

ふざけた話

先日ふざけた話が新聞に書かれていたので書き込みします。
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パナソニック前名誉会長の役員報酬15億円開示対象外
昨年6月にパナソニックの取締役を退任し、7月に死去した松下正治・前名誉会長が昨年度に受け取った役員報酬が、約15億円とみられることが関係者の話でわかった。カシオ計算機名誉会長だった故・樫尾俊雄氏が11年度に得た13億3300万円を超え、1億円以上の役員報酬の開示制度が始まった2010年以降で最高額となった模様だ。 松下氏は創業者・松下幸之助氏の娘婿で、1947年から約65年にわたって取締役を務めた。パナソニックは昨年度、取締役4人に計18億5500万円の退職慰労金を支払ったことを公表している。在任期間などで計算すると、4分の3程度が松下氏へのものだった。 ただ、パナソニックが27日に公表した有価証券報告書には、この退職慰労金を含めた役員報酬の記載がない。同社は06年度に退職慰労金制度を廃止し、すでに権利を得ていた額だけを退任時に支払うことにした。この費用は同年度に会計処理したため、「昨年度の支出ではなく、今回の開示の対象外」(広報)という。 ただ、専門家には開示すべきだとの意見もある。法政大学の胥鵬(しょほう)教授(企業統治論)は「役員報酬は投資家の重要な判断材料。高額なものは支払う段階で開示する仕組みに改めるべきだ」と指摘する。
朝日新聞デジタル 6月29日(土)9時4分配信
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この話本当にふざけてますね。会社の業績がメチャクチャ悪くて無配、その上社員をリストラしてますよね。それなのに創業者の関係者が大金を受け取っている。それも株主総会の後でこのネタを公表している。明らかに株主総会で突っ込まれると困るから、後で公表したとしか考えられない。労働組合や、株主はどのように感じているのだろうか。まともな神経をしていたなら許せない話だ。どうせなら一層の事この会社つぶしてしまった方がよいのでは。