2013年3月22日金曜日

「勉強が全てでない」という言葉にだまされるな

「勉強が全てでない」「勉強ばかりやっているのはよくない」「勉強が出来ても社会で成功するとは限らない」「勉強が出来ても常識の無い人がいる」と言う言葉を聞いたことが無いという人はほとんどいないだろう。はっきり言ってこの言葉は「社会の最大の嘘」だ。この言葉を信じて行動したらとんでもない人生になってしまうことは間違いない。
確かに「一流大学を卒業しても社会で成功するとは限らない」「一流大学を卒業しているにも関わらずくだらない問題を起こして逮捕された人がいる」「一流大学の学生がくだらない事件を起こした」と言う話を聞いた記憶は確かにある。確かにこれは事実だ。「学業面でのすばらしさ」と「人間的なすばらしさ」は違うと言うことも事実だ。しかし、よく考えて貰いたい事がある。一流大学を卒業しても確かに成功しない人もいるし、一流大学卒で無い人が社会に出てから大きく活躍したと言う話も少なからずある。しかし「一流大学を卒業している人」と「一流大学を卒業していない人」を比較した場合、どちらが成功する度合いが大きいだろうか。一流大学卒の人の方が確率論としては(あくまでも確率の話)一流大学卒の人の方が高いはずだ(現実に大臣経験者や上場企業の役員の出身大学や最終学歴を調べてみて欲しい)。