2021年12月12日日曜日

副業でよくある失敗談

 よく雑誌やネットでは「副業」に関する情報がよく出ています。しかし、その情報には「副業で儲かりました」「こういう副業をやっています」という内容の紹介はあるが、「副業で失敗しました」という情報は余出てこない。まあ当然でしょうね。そういった「都合の悪い情報を提供する」「その副業をやる上でのリスク面をきっちり説明する」という事をやったらその雑誌が売れなくなったりそのサイトにアクセス数が増えなくなったりして売上が落ちてしまうのですから。今回ここでは「やってはいけない副業」「副業での失敗談」のねたについて書きたいと思います。

○やってはいけない副業

・公序良俗に反する内容の副業

たまに雑誌に「AVの撮影のために部屋を貸すと小遣い稼ぎが出来る」「居住用とは別にAVの撮影のために部屋を貸すために部屋を借りて副業をしている」といった内容を見かける(ネットでもこういう内容を見たことがある)。実際に風俗関係の求人サイトや求人雑誌等にもこういった内容の広告があります。ただ、これは絶対に辞めておいたほうがいいですよ。確かに「余程汚い部屋(ゴミ屋敷)や訳有物件(事故物件)でない限り可能です」「自分が部屋にいない時に部屋を有効活用できます」という事は事実らしいです(私自身はやったことがないので詳しい事は不明ですが)。ただ、この副業に関しては非常に大きなトラブルがあるんですよ。「自分の部屋を汚されたり所有物が壊されたり所有物を盗まれた(持ち帰られた)りしたことがある」「居住用に借りた部屋を又貸ししたり公序良俗に反する事のために利用したり契約外のために利用する事はマンションの契約条項に反したりする(居住用をAVの撮影のために利用することは違反する)可能性がある」「隣近所や同じマンション等の住人から騒音等で苦情が出る可能性がある」「住人でもない(住人の親族除く)不特定多数の人が出入りすることによりトラブルになることがある(変な目で見られることがある)」「部屋のベランダにAVの撮影の関係者が裸に近い状態で出たりベランダから物やタバコの吸殻を捨てたり騒いだりして近所(同じマンションの住人やマンション周辺)の住人から苦情が出たり変な噂が流れたりしてその周辺に住めなくなった(マンション等から退去しなければならなくなった)」という話もあります。


○副業の失敗談

・YOUTUBE

これは結構失敗談が多いですね。「今現在フォロワー数が1000人以上再生回数が年間4千時間を越えてかつ審査に通過しなければ広告収益が発生しないことになっているため、最低基準を満たすことが出来なくて広告収益が発生しなかった」「著作権等の兼ね合いで警告が出た(3ヶ月以内に3回警告が出るとアカウント停止になる)」「YOUTUBEの運営会社の都合で動画削除やアカウント停止が定期的に行われているらしい(詳しいことは不明であるがたまにありますね)」「値段の高い撮影機材や編集ソフトを購入したが使いこなせなかった(仮に撮影機材や編集ソフトが使いこなせても撮影に行ったり編集するのに時間がかかったりで途中で挫折した)」「自分が時間や労力を使って作成した動画の自信作に再生回数が全くつかなかった」「定期的にある程度の量(本数)の動画を投稿すれば再生回数やフォロワー数が増えたのかもしれないが途中で面倒になってやめてしまった」等ですかね。


・アフィリエイト広告

「ブログやホームページに広告を出せば儲かるという情報を得てやり始めたがブログやホームページの更新が面倒になって途中でやめてしまった」「そもそも書き込むべきネタが思いつかなかった(又はネタ集めが面倒だった)」「アフィリエイト広告の換金最低ラインが高すぎて収入がほとんどない(あっても1年間に数百円のみ)」という話はよくありますね。


・ポイントサイト

これもやっている人は多いが、「換金最低ラインが高くて(換金最低ラインに達するまでのポイント獲得に労力がかかりすぎて)ほとんど収入がない」「労力の割りに収入が少ない(毎日やれば収入があるのかもしれないがそれでも微々たる物)」「隙間時間で主婦や学生や会社員でもできるとよく言われるが結構労力がかかる(1日に何度もサイトにアクセスしないと駄目な場合もある)」という理由で実際には登録者数がそこそこいるのかもしれないが実際の稼動実績は少ないものと思われる。


・いらない物をネット上で売る(セドリ含む)

「メルカリやネットオークションで不要な物を売る」「古本屋やリサイクルショップで安値で買い取ってアマゾンなどで売れば儲かる(セドリのこと)」とよく言うが実際には余儲からないことが多い。「商品に関して詳しく説明を書いておかないと売れないことがある」「セドリの場合売れるだろうと思って仕入れたものが売れない(売れても原価割れ)ということが少なからずある」「出品手続きや配送手続き等に思っていた以上に労力がかかって面倒だった」ということがある。仮に売上があって利益が出ていても相当労力がかかっているケースが多い。


・フォトストック

実際に私自身もやっていますが、「結構撮影や写真の整理のため労力がかかっている」「換金最低ラインを超えるのに時間がかかる」というデメリットがあります。写真を登録しても全く売れないこともあるので労力の割りに儲からない副業です。


○まとめ

「やってはいけない副業」は絶対にやっては駄目ですよ。合法的な副業であっても、「自分が副業のためにどの程度の時間や労力を割くことが出来るのか」「その副業にどの程度の時間や労力を必要とするのか」「副業における初期投資やランニングコストがどの程度かかるのか(初期投資やランニングコストを減らすためにどういうことが可能なのか)」ということについてはきっちりと考えておかなければならない。よく、どんな副業にでも「初期投資やランニングコストや労力は必要だ」というが「無駄な初期投資やランニングコストはなくすべきである」「初期投資やランニングコストの大小と副業の成果には関連性はない」と断言しておこう。私自身副業を色々やっているが初期投資は数千円程度(1万円未満)です。YOITUBEをやっていますが、デジカメやスマートフォンで撮影して投稿しています。高額の撮影機材を購入してやっているわけではありません。編集する場合(編集する必要が無い場合には使わないですが)にもWindows10についているフォトというソフトを使っているので実質的にパソコン代のみです。ですので初期投資は余りかかっていません。ランニングコストにしても通勤定期を使っている(仮に交通費が必要でも金券ショップを使う)ので安上がりです。ですので「初期投資」「ランニングコスト」は本人の努力や工夫次第で安く抑えることが出来ます(逆に抑える工夫が出来ないなら副業はやめるべきです)。