2020年10月26日月曜日

京大教授・藤井聡氏「大阪都構想」は維新への信任投票ではない【注目の人直撃インタビュー】

【注目の人 直撃インタビュー】藤井聡氏(京都大学大学院教授)

大阪市を廃止するのか、しないのか――。「大阪都構想」の是非を巡る住民投票(投開票11月1日)が真っただ中だ。2015年の住民投票で一度否決されたにもかかわらず、大阪維新の会と公明党がタッグを組み、再び提案。そんな都構想の危険性について警鐘を鳴らし続けているのが、この人だ。終わったはずの構想がなぜ復活したのか、大阪再興のカギとは何か。ざっくばらんに語ってもらった。
◇  ◇  ◇
――都構想について、「大阪が都になる」と誤解している人もいます。
最大の問題は、住民投票の対象が、“都”構想ではないということ。「大阪を都にする構想」と解釈されがちですが、これがすでに間違い。多くの人が中身をあまり考えずに、言葉のイメージだけで大阪が発展するもんだと思って、何となく支持してしまっています。
――肝心の中身は何でしょう。
大阪市の選挙管理委員会のホームページを見ていただくと、「大阪市廃止・特別区設置住民投票」と書いてある。実態は、市を潰して4つに分割するという話なんです。まず、この事実が知られていない。今回の住民投票の趣旨を正確に判断するためには、「大阪都構想」と呼んではいけないのです。市廃止と特別区設置について賛否を問うているのですから。
――5年前から都構想をゴリ押ししているのが大阪維新です。
都構想への賛否が維新の政治への賛否と重複して理解されていますが、今回の住民投票を維新への信任投票だと思わないことが大事です。維新への賛否と市廃止への賛否は全く別の問題。有権者の方には、何の賛否なのかをしっかりご理解いただきたい。名前で何となく賛成してしまう、維新が賛成だから賛成してしまう人は、都構想の中身をほとんど知らないのでしょう。
――市がなくなる可能性があるのに、なぜ中身が知られていないのでしょう。
推進派が説明をしていないからでしょう。5年前の住民投票の時に、推進派は「テレビや車を買う時に中身は見ない」「この車が使いやすいか、テレビが見やすいかどうかで考えるんだから、中身は見なくてもいい」「信頼してください」などと説明していた。そうしたことが繰り返されています。

○実現から10年は500億円のコスト増
――都構想が実現すれば、「二重行政を解消できる」「大阪の成長につながる」とも喧伝されています。
そもそも、二重行政があるのか、ないのか。ないですよ。松井大阪市長は市議会で、二重行政の有無を聞かれて「今はない」とお答えになった。ひと昔前は、最低でも年間4000億円の行政コスト削減ができ、これが大阪の成長に爆発的な効果があるんだと言っていましたが、過大だと指摘されると、最終的に数億円から10億円、あっても20億円程度と言うようになった。これは2015年時点での話です。したがって、「二重行政を解消するために大阪都構想だ」という意見は全く成立していない。推進派が信じているメリットは幻想にすぎません。
――都構想にメリットがないとなると、それが実現したら、一体どんな惨状が待ち構えているのでしょう。
多くの地方行政学者や財政学者が真剣に懸念しているのが、行政サービスの低下です。これは確実に起こります。都構想によって、市の年間予算の4分の1にあたる2000億円ものお金と権限が大阪府に吸い上げられるからです。知事は府全体の代表者なので、2000億円を府の人口の30%しか占めない大阪市民だけに使うことはあり得ない。さらに、市を4つの特別区に分割するので、議会も役所も教育委員会も4つ必要になります。2015年の住民投票の時に500億~600億円かかるといわれた初期投資を削っても、いまだに200億円かかるといわれています。加えて、毎年のランニングコストが30億円。だから、今の条件でも、都構想実現から10年で500億円は余分にお金がかかるのです。
――莫大なコストですね。
さらに、都構想が通ったら、大阪市役所で働いている3万6000人もの職員が仕事をいったんストップし、4つの役所や府に割り振られることになります。仕事の引き継ぎや調整に莫大なコストがかかるし、市民のために働いている職員の労力がそがれます。行政サービスの低下と行政の混乱は必至です。
――デメリットしかない都構想が、なぜ復活したのでしょうか。
その理由は政治学的に考える必要があります。そもそも維新に限らずどんな政党でも選挙での勝利を極めて重大視している。そして維新にとっては「都構想で大阪をよくするんや」という主張が選挙対策として非常に効果的に機能している、という現実がある。したがって、維新が都構想を主張しだすのは、必然的な流れといってもよい。ましてや維新のような、基礎地盤がもともとなかった新興勢力においてはそういうプロパガンダに頼る傾向が概して強い。それが都構想が復活した根本的原因でしょう。
――維新は今回、公明党も抱き込みました。
否決されたのに再び住民投票になった背景には、公明党の党利党略があります。関西は公明党の支持者が多く、「常勝関西」という言葉がある通り、大阪にも公明党議員が多い。そこに、何としても住民投票を実現したい維新が目をつけ、「住民投票の実施と都構想に協力しなければ、衆院選で対立候補を立てる」という交渉を(半ば脅しのような形で)持ちかけたのです。結果、公明党は大阪市内で選挙に非常に強い維新の脅しに屈してしまった。これはもはや周知の事実です。
――党利党略に市民が振り回されていると。
それだけではありません。5年前は大阪市役所の役人が維新に「魂」を売っていなかったので、住民投票前の説明会などでも、いろんな反対派の意見も一応紹介されていました。当時は役所のホームページにも、移行に600億円、ランニングコストに30億円かかるということが粛々と書かれていた。ところが今は、市役所と維新がかなり一体化してきている。市役所のホームページが、特定政党の意向にかつてより大きく影響される内容となっている。これは深刻な問題です。本来、政党と役所は、一線を画す必要があるはずです。特に「投票」においてはそうでしょう。
――「都構想が日本を破壊する」と主張しています。
行政コストと手間を考えると、大阪は成長するどころか、都市計画すら前に進まなくなるでしょう。防災力も減退するので、自然災害による被害は何倍、何十倍に膨れるか分かりません。都市機能として大阪が衰退すると、大阪を中心とする経済圏に入っている周辺県も没落することになる。東京も無傷ではいられないでしょう。さらに、改革勢力である維新が党勢を拡大することによって、自民党の「ブレーキ役」を自負している公明党の力が相対的に弱まり、自民党の改革勢力が一層強くなる。その結果、新自由主義やグローバリズムが加速します。プロパガンダに訴えた、国民不在の党利党略が横行するようにもなり、民主主義の熟度が低下することも考えられます。まさに、日本の没落です。
――都構想に頼らない大阪の再興の方法とは何でしょう。
ズバリ、「大大阪」構想です。大阪を発展させるには、次のことをやればいいと考えます。まず、リニア新幹線を一日でも早く大阪に延ばす。次に、北陸新幹線を大阪まで延伸する。大阪は北陸と1時間で行き来できるようになり、北陸を大阪の「商圏」の中に組み入れることができる。そして、その北陸新幹線を一日でも早く、関西国際空港につなげる。関空と大阪の都心部を10分台で行き来できるようになり、世界のビジネスマンが大阪にすぐに来られるし、大阪にビジネスの拠点を置いて世界にもすぐ出られる。さらには、北陸新幹線を関空を経由して四国まで延ばすことで、中国地方から北陸まで入れた巨大な経済圏をつくることができるのです。このプロジェクトは急げば、2020年代で完遂できますが、都構想が通ったら、水の泡とは言わないまでも、かなり遅れるでしょう。住民投票で賛成と出るか、反対と出るかで、日本の歴史は全く変わると思います。

(聞き手=高月太樹/日刊ゲンダイ)

日刊ゲンダイDIGITAL / 2020年10月26日 9時26分

 

2020年10月23日金曜日

中川興業(<極粋会<六代目山口組)跡地

中川興業は大阪府大阪市都島区善源寺町1-13-11に本部を置く暴力団で、指定暴力団・六代目山口組の三次団体。上部団体は極粋会。
○組織図
組長-中川英俊(極粋会若頭)
若頭-前田大輔

ネットで調べてみるとこんな記事が出てきたので紹介しておきます(あくまでも新聞記事の内容より)。以下引用。
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民家押し入り現金や貴金属1億2千万円相当奪う、容疑の暴力団員ら4人を逮捕大阪府警
民家に押し入り現金や貴金属など計約1億2千万円相当を奪ったとして、大阪府警刑事特別捜査隊は2日、強盗容疑で、指定暴力団山口組系組幹部、前田大輔(43)=大阪市港区波除=と同組 員、横田寿生(ひさお)(38)=同市西成区旭=の両容疑者ら男4人を逮捕したと発表した。府警は認否を明らかにしていない。逮捕容疑は、4月2日午前3時45分 ~4時15分、大阪市西淀川区花川の不動産業経営の50代男性の自宅駐車場で、帰宅した40代の妻に棒のようなものを突きつけ「宝石や貴金属、ブランド物が あるでしょ。大声を出さないでください」などと脅して自宅内に入り、現金約540万円のほか、宝石や時計、バッグなど約90点(計約1億2千万円相当)を奪ったとしてい る。府警によると、前田容疑者らが使ったとみられる盗難車が事件当日、兵庫県尼崎市で見つかったほか、被害品の一部が前田容疑者らの関係者によって大阪府内 の質屋に売却されていた。府警は計画的な犯行とみて詳しい経緯を調べている。

産経新聞2016.12.2 21:25

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1.2億円強盗の指示役か山口組直系組幹部を逮捕大阪府警
民家に押し入り現金や貴金属など計約1億2千万円相当を奪ったとして男4人が逮捕された事件で、大阪府警刑事特別捜査隊は16日、新たに強盗容疑で、指定暴力団山口組直系「極粋会」幹部、中川英俊容疑者(41)=大阪市都島区=を逮捕した。府警は中 川容疑者が指示役だったとみて詳しい状況を調べている。逮捕容疑は4月2日未明、大阪市西淀川区の不動産業経営の50代男性の自宅駐車場で、帰宅した40代の妻に工具のようなものを突きつけて脅し、自宅内から現金約54 0万円や貴金属など約90点(計約1億2千万円相当)を奪ったとしている。

産経新聞2016.12.16 18:50更新

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グーグルマップストリートビューで確認してみるとどうも2019年7月ころには取り壊され始めているようです。

2020年10月1日木曜日

人手不足なのに採用されない人

今現在人手不足といわれている。その一方で仕事(正社員だけでなくアルバイト等非正規雇用含む)が見つからないという人がいることは事実です。その理由について考えてみたいと思います。

1、応募者の能力が採用最低基準に満たない
このケースが非常に多い。雇う側として「これだけの給料を払うのだからこれだけの仕事をして欲しい(こういうスキルのある人を採用したい)」ということがあるわけ。それを満たしていなければ不採用になるのは当然です(当然スキルがあっても人間的に問題があれば採用されません)。

2、交通費の兼ね合い
交通費別途支給の場合、居住地から勤務地までの距離が近い人を採用するケースがあります。また、交通費込みの給料であっても近くの人を採用すれば「遠くに住んでいる人よりも残業を余分にすることが可能である」「無断遅刻をすることが少ないだろうと判断することがある」事もあるようです。

3、適性の問題
「応募者の能力が採用最低基準に満たない」に含まれる項目かもしれないが、性格的な意味での適性や職場のカラーと合うか合わないかという問題もありますね。

4、面接担当者との相性
これは結構ありますね。ただ単に「性格が合うか合わないか」というレベルの問題もあれば、「面接担当者が意図的にレベルの高い人を採用したがらない」ということもあります。

5、運が悪かった
採用最低ラインには達しているのだがほかにもっとレベルの高い人がいたということです。こういうケースも少なからずありますね。アルバイト(非正規雇用)であってもこういうケースはよくあります。社会保険に加入させてくれるアルバイトであればなおさらです。正社員であればこういうケースは多々ありますね。面接を受けに行く(又は応募する)タイミング(早くに応募して早くに面接を受けたのか遅くに応募して遅くに面接を受けたのか)ということもありますね。

6、「男性のみ(又は女性のみ)」の採用だった
今現在「男性のみ(又は女性のみ)」という採用は法律で禁止されています。しかし実態としては「男性のみ(又は女性のみ)」という採用はあります。派遣社員の場合派遣会社に「男女ともなのか」と確認しておけば教えてくれることはあります(たまに登録に来させておいて「男性のみ(又は女性のみ)」であることを告げるような派遣会社もありますが)。アルバイトであっても面接の応募の際に確認すれば教えてくれることもあります(たまに面接に来させておいて「男性のみ(又は女性のみ)」であることを告げたり、「男性のみ(又は女性のみ)」の募集は禁止されていますと平気な顔をして言う事もあります)。こういう場合は応募の際に「男性のみ(又は女性のみ)」なのかちゃんと確認しましょうね(男女の比率とか)。間違えても「男性のみ(又は女性のみ)」の募集は禁止されていますと平気な顔をして言う会社の面接には行かないようにしましょう(時間の無駄ですから)。

7、雇う側の希望する勤務シフトと応募者側の希望する勤務シフトがあわなかった
シフト制勤務の場合こういうことは多々あります。

8、「労働条件に問題がある」「定着率が悪い」「適性的な意味での向き不向きが極端に分かれる」
これもたまにありますね。年中求人を出している会社もありますから。それに人材派遣会社の中には採用する意思がないにもかかわらずおとり広告的な求人を出していることもあります。

9、雇う側の求めるスキルが高すぎる
「応募者の能力が採用最低基準に満たない」に含まれるのかどうかは不明ですがこれもあります。雇う側が極端にハイスペックな人を求めているがゆえに採用されないこともあります。

10、雇う側と応募者との間で希望条件等が折り合わなかった
こういうケースもありますね。「雇う側の希望する勤務シフトと応募者側の希望する勤務シフトがあわなかった」と類似する内容です。

求人に応募したけれども採用されないケースには絶対とは言わないが上記のいずれかに当てはまるケースが多いですね。

 

一流大学卒なのに仕事が出来ない人

「一流大学卒なのに仕事が出来ない人」「勉強が出来る(成績がいい)にもかかわらず仕事が出来ない人」というのは少なからずいる。今回はこのことについて私個人の意見を書かせてもらいたい(あくまでも個人的意見という前提で受け流して欲しい)。
○「一流大学卒なのに仕事が出来ない人」「勉強が出来る(成績がいい)にもかかわらず仕事が出来ない人」というのは少なからずいるという事実。
どこからどこまでが一流大学なのか不明なのであるが比較的偏差値の高い大学を優秀な成績で卒業した人(成績のいい人)はどちらかといえば仕事が出来る傾向がある(あくまでも傾向として)ということは事実です(全てではないにしても実際にアルバイトや就職活動等であった学生のうち偏差値の高い学校の人の方が人間的な面においても知識等の面においてもましで、偏差値の低い学校の人はやはり低レベルなケースが多かったことも事実です)。なぜならばこういう人は「過去に勉強を効率的にこなしてきた経験がある」「知識量が多い」「大学において計画的に単位を取得してきたという経験がある(ある意味計画を立てて行動する能力があると判断されるケースが多い)」「就職試験や大学入試における筆記試験でいい成績を取っているということは基礎学力がある」「一生懸命に物事を取り組んだ経験のある人」とみなされることが多い(最近はゆとり教育の兼ね合いで昔なら高校や大学に進学できなかった人でも大学に入学出来ているケースがあるため成り立たなくなってきている話だが)。ただ、例外的なパターンの人が少なからずいることも事実です。

○「一流大学卒なのに仕事が出来ない人」「勉強が出来る(成績がいい)にもかかわらず仕事が出来ない人」とはどういう人なのか
パターン1「プライドが異常にに高い」
たまにですが「プライドが異常にに高い」という話を聞きます。「学校名学歴や偏差値をむやみやたらと持ち出したがる(自分より偏差値の低い学校の人については偉そうな態度や言動をする)」という話はたまに聞きます(常識的判断の出来る人であれば心の中でそう思っても人前でそういう態度は取りませんけどね)。「プライドが異常にに高い人」の中には「自分の立場でしか物事を見れない」「他人に頭を下げることが出来ない」「自分の過ちを認められない人が少なからずいる」というケースが少なからずありますね(全てではないが)。
ただ中途半端なレベルの学校を中途半端な成績で卒業した中途半端な人の中にもプライドが異常に高くて厄介な人がいることも事実だが(一流大学卒でプライドが高い人より中途半端なのにプライドが高いという奴の方が割合として多いような気がしますが)。

パターン2「コミュニケーション能力が低い」
アルバイトであれ正社員であれ仕事をする上でコミュニケーション能力は必ず必要です。これがなければ仕事が成り立たない(それ以前に面接で不採用になると思うが)。「相手の言おうとしていることや気持ちが理解できない」「空気を読む事が出来ない」というレベルであれば仕事は成り立たない。

パターン3「適性の問題」
どんな仕事においても適性の問題というのはあります(学校名学歴偏差値以前の問題として)。適性的に無理のある分野で頑張ってもいい成果は出ません。

パターン4「勉強しか出来なかった(勉強以外さっぱりだった)」
小さいときから塾通い予備校通いや習い事ばかりしてきて、勉強以外全く出来なかったという人は少なからずいるように感じます。確かに「学業」というものは大切な要素だが、人を評価するうえでの1つの基準であって全てではない。実際に就職活動の面接であれば「学業(学校名・学歴・偏差値・成績・資格取得欄)」は1つの基準であってそれだけで全てが評価されるわけではない。実際に大卒の新卒就職活動の面接で「アルバイト経験」「サークル活動」など学業以外の項目についても質問されるでしょう(別にアルバイトをしたりサークル活動をしていた人がよくてしない人が悪いということではない)。それに「勉強」というものには答えが1つしかないことが多いが仕事(業務内容にもよるが)には答えが必ずしも1つしかないということはない。というよりも学業においては「模範解答が存在している」「出題者の意図を読んでそれに対して出題者が喜びそうな答えを出す」事が重要だが仕事においては全てにおいて「模範解答が存在している」ということではない(業務内容によっては終われたことを言われた通にやることが正しいという業務も存在するが)。勉強しか出来なかった人の中には「決められないと出来ない」「自分の頭で考えることが出来ない(これは学歴に関わらずいるが)」「社会性や常識性がない(小さい時から勉強さえしていればよいといわれてきて勉強しか出来ないいい子になった)」という人が少なからずいることは事実ですね
まあ「勉強も出来ない」「勉強以外のことも全く出来ない」という人に比べれば「勉強しか出来ない人」の方がましかもしれませんが(あくまでもましということであってこれがいいというわけではない)。

ケース5「その他」
上記以外にもいくつかパターンがありますね(僕の経験上)。僕が見てきた範囲には「発達障害の疑いがある(発達障害は知的障害とは異なる)」「他人の気持ちを読めない(自分の立場でしか物事を考えられない)」「人間関係を知らない(こういう言動をするとトラブルになるということが理解できない)」「視野が狭い(特定の物事や分野にしか興味が示せない)」「社会性や常識性が欠如している(これは勉強しかできないという部分にも書いたことだが)」「長年司法試験等の受験目的で資格試験浪人をしていて就業経験がない(実際旧司法試験の受験で大学卒業後1度も就職せず(本人は正社員として就職したが事情があって退職したと自己申告している)30代後半まで受験勉強ばかりしていて(結局司法試験には合格していない様子です)常識性や社会性が全くなく人間関係や業務遂行でトラブルになりクレームが少なからずあった)」というケースがかつてあった。

これ以外のもあるがこういうケースが多いように感じます。


 

2020年9月1日火曜日

【衝撃事件の核心】取り込み詐欺の舞台再演、休眠会社の「前科」込み信用力

後払いの約束で大量の商品を仕入れ、代金を支払わずに商品を処分して逃げる-。古くからある「取り込み詐欺」と呼ばれる手口で3千万円以上の商品をだまし取ったとして、大阪府警が7月、詐欺容疑で男6人のグループを逮捕した。男らは20年以上前に設立され、現在は活動実態のない休眠会社を悪用。この休眠会社には、10年ほど前に別の取り込み詐欺にも使われたという“前科”があった。男らはどのようにして大量の商品をだまし取ったのか。

○初回は期日前の支払い

「民泊の設備管理をしている。災害が増えているので発電機を注文したい」 電化製品を取り扱う大阪市内の工具店に、男(48)が取引を持ちかけたのは平成30年秋のこと。男は「三建商事株式会社大阪営業所」所長と名乗った。営業所の所在地は大阪市港区。当時、大阪ではインバウンド(訪日外国人客)が急増しており、男は「民泊にも外国人客が増えている」と説明した。初めての取引相手ということで、店主の80代男性は社内の様子を見るために営業所を訪問。そこでは従業員が忙しそうに働き、家電製品が山積みになっていた。初回の注文は約30万円相当の発電機。納入すると、期日よりも早く代金が支払われた。続けて発電機や業務用掃除機計140台を受注。初回の取引で三建商事を信用した男性は、販売価格で約1千万円にもなる商品を全て営業所に納入した。

○2カ月でもぬけの殻に

ところが、今度は期日が過ぎても入金がない。所長とも連絡が取れなくなり、営業所を訪ねると、そこにいたはずの従業員や電化製品は跡形もなく消えていた。初めての訪問からわずか2カ月後のことだった。大阪府警によると、グループは同様の手口で、この商店を含めた4つの会社から発電機やエアコンなど計約500点(約3300万円相当)をだまし取った疑いがある。電化製品は家電量販店などに転売していたとみられ、一部は関係先に残っていた。ほかにもこのグループによるとみられる被害相談が寄せられているといい、被害額は合わせて1億円規模に上る可能性もある。これだけの犯行が可能だった背景には、先に正規の取引をしたり、活気のある社内の様子を演出したりという工作に加え、休眠会社の存在がある。グループが使った登記簿では、三建商事の設立は平成9年。21年には警視庁が、三建商事の名前を使って東京都内の会社からステンレス鋼板をだまし取ったとする詐欺容疑で、別のグループを逮捕している。この事件でも、詐欺グループは実際に代金の一部を支払うなど手口は共通している。ただ、資材を注文する際の文言は「道路公団の仕事を請け負った」。登記上も建築資材の販売などが目的とされていた。 ○実績のある事業者 三建商事が今回、大阪府警が逮捕した詐欺グループの手にどのように渡ったのか、詳しい経緯は不明だ。ただ、犯行の約1年前、三建商事は住宅宿泊事業などに目的を変更している。ちょうどインバウンドの増加とともに民泊が広がってきた頃で、上り調子の事業に使うためであれば、大量の電化製品の注文も不自然ではない。もし取引相手に登記簿をチェックされても、20年以上の実績のある事業者を装えるという狙いがあったとみられる。かつて取り込み詐欺に利用された休眠会社の登記が再び悪用された格好だが、受け付ける側の法務局も年間数万単位で設立される法人登記を一つ一つチェックするのは不可能なのが実態。見せかけの信用にとらわれないことが、悪質な詐欺被害に遭わないために重要だ。

2020.8.31 08:00|産経WEST

「山口組」分裂5年相次ぐ銃撃、抗争激化警戒区域は10府県に

日本最大の暴力団山口組(神戸市灘区)から神戸山口組(同市中央区)が分裂して27日で5年になる。昨年以降、兵庫県内で自動小銃を使った殺人事件が起きるなど抗争は急速に激化。各地の公安委員会が両組織を「特定抗争指定暴力団」に指定し、厳しい規制に乗り出した。神戸山口組にさらなる離脱騒動が浮上し、山口組の優勢が鮮明になっているが、対立の構図は変わらず、抗争の火だねがくすぶり続けている。

■銃弾計23発

尼崎市の繁華街の路面に今も弾痕が残る。昨年11月27日夕、神戸山口組幹部が自動小銃で連射され、死亡した。逮捕された元山口組系組員の男は別の幹部も襲う計画だったという。この年、抗争事件は神戸市で相次いだ。8月、山口組系組員が同市中央区の住宅街で銃撃されて重傷を負い、10月には逆に、神戸山口組系組員2人が同区の路上で射殺された。県内の3事件で撃たれた銃弾は計23発に上る。3年前には、神戸山口組から離脱した絆会(旧・任侠山口組)の組員が同市長田区の路上で射殺され、神戸山口組系組員の男が殺人容疑で指名手配された。いずれも人々が行き交う時間帯に発生した。

■総本部に人けなく

兵庫県公安委員会などは今年1月、暴力団対策法に基づき、両組織を特定抗争指定暴力団にした。神戸、尼崎を含む6府県10市を「警戒区域」に指定。同区域内での組員の集合や事務所の立ち入りを禁じ、活動の封じこめを図る。その区域内にある山口組総本部は毎月、全国から主要幹部が集う組織力の象徴だったが、今は庭木が無造作に伸び、郵便物がたまった状態。神戸・三宮の繁華街では「暴力団組員を見かけない」との声も聞かれ、規制が組の活動に変化をもたらしている。ただ、警戒区域外で事件が起きている。5月に岡山市で、神戸山口組系組員が襲われる銃撃事件があった。その後、警戒区域は10府県16市に拡大。捜査幹部は「今後も事件が起これば、警戒区域の指定範囲は広がる」とみる。

■続く対立の構図

抗争が増えた背景には、資金力や構成員数で上回る山口組の攻勢があるとされる。「神戸山口組勢に対し、説得による組員の引き抜きと、銃撃による圧力という『アメとムチ』を使い分けている」と捜査員。実際、神戸山口組から山口組に移籍する組員は後を絶たない。関係者によると、今年7月から、神戸山口組の結成を主導した中核団体「山健組」(神戸市中央区)が、離脱する動きが表面化。複数の直系団体の脱退や神戸山口組幹部の引退の情報も飛び交う。しかし、山健組、神戸山口組とも「反山口組」の姿勢は崩していない。県警幹部は「神戸山口組の存在を認めていない山口組には、攻勢を緩める理由がない。抗争終結の兆しは見えない」と話す。 【山口組の分裂】2015年8月27日、山健組(神戸市中央区)など一部の直系団体が離脱し、神戸山口組を結成。離脱派は関西の組が多く、山口組組長の出身母体・弘道会(名古屋市)を優遇する組織運営や高額な会費(上納金)に反発したとされる。17年4月には神戸山口組が再分裂して絆会(旧・任侠山口組)が発足し、三つどもえの状態となった。

神戸新聞2020/8/27(木) 6:15配信

【就職内定率から学ぶ】就活生が気になる調査方法や数字の推移

○毎年発表される就職内定率について理解しておこう

近年の景気感の回復、また人手不足の影響などを受け、就職内定率が過去最高に達したというニュースが眼に飛び込んできます。就職を目指す学生にとっては、これはとてもよいことのように感じられますが、この就職内定率とは、そもそもどのようなものなのでしょうか。よく耳にするこの「就職内定率」という言葉ですが、実のところその実態について知っていると言い切れる人はあまりいないでしょう。そこでこの記事では、就活生が知っているようで知らないこの「就職内定率」について、その調査方法から近年の推移などを徹底的に解説します。「就職内定率」について正しく理解し、ぜひ自身の就職活動に役立ててください。

○就職内定率とは 就職内定率とは、「就職希望者がいったいどのくらい就職することができたのか、または内定を受けることができたのか」を調査し、その割合を算出したものです。一般にこの就職内定率は、景気や経済状況の目安としたり、就職環境の指標として利用されています。また、大学などの教育機関が自学の就職状況として独自の数字を発表し、学校のPRとしてアピールする場合もあるでしょう。さまざまな大学や高校などが、それぞれの学校の学生の就職内定率を発表しています。これは学校教育法施行規則によって公表されるもので、それらの学校の就職状況を知るための指針となります。それゆえ、各学校ではPRのための材料として用いているのです。 ○厚生労働省・文部科学省で調査されたもの 就職内定率とは、該当する年度に卒業する学生が、就職および就職内定を受けた割合をいいます。これは厚生労働省と文部科学省とが共同で「就職内定状況に関する調査」という調査を実施し、これを基に算出した数値です。厚生労働省はこの調査の目的を、「大学や短期大学、高等専門学校及び専修学校の卒業および卒業を予定する学生・生徒の就職内定状況を把握し、就職問題に適切に対処するための参考資料を得ること」としています。さらに文部科学省と共に、大学の就職相談員とハローワークのジョブサポーターとの連携での取り組みを通して就職支援を図るため、年に4回、定期的な公表をおこなっています。それにより、その期間における就職内定の状況を周知させているのです。

○厚生労働省と文部科学省が連携しておこなうこの「就職内定状況に関する調査」は、国内の大学などの就職相談員、ハローワークのジョブサポーターなどの連携を促進するためにおこなわれるものです。調査の依頼先は、国立大学、公立大学、私立大学、短期大学、高等専門学校、専修大学(専門課程)の112校です。これは地域などを考慮して厚労省と文科省が抽出したもので、調査の対象人員は6,250人となります。調査方法は、対象となる各大学などで、調査の対象学生を抽出し、電話及び面接によって性別や就職希望の有無、就職状況などを調査します。調査の時期は、毎年10月1日、12月1日、翌年の2月1日、4月1日です。発表についてはそれぞれに対応して11月16日、1月18日、3月18日、5月17日となっています。 ○就職内定率の数字が全て正しいとはいえない 就活生にとっては、就職に関するさまざまな場面で指標として活用される就職内定率ですが、実は注意すべき点もあります。示されている数値が実際の就職状況を正確に反映しているのかどうかというと、実はこの数値がすべて正しい、というわけではない点です。ここからは、就職内定状況調査の調査依頼におけるサンプル数について、また調査方法にみられるその問題点を探ることで、就職内定率が示す数値についての信頼性について考えていきます。 ○就職希望者のみを調査対象としている また注意したいのは、これらの大学の調査で調査対象となっているのは、就職希望者のみです。発表されるデータに「注)なお、就職率とは就職希望者に占める就職者の割合。」という記載があることに注意してください。ここでは就職浪人や就職を諦めて大学院へ進学する学生、また留学をする学生は含まれていません。 ○分母、分子というカラクリ 文部科学省単独の就職率は、正確には「卒業者に占める就職者の割合」と言います。 という正式名称が出た時点で、合点の行く読者も多いのではないでしょうか。 こちらは、卒業者総数が分母、就職者数が分子です。毎年8月にその年の卒業者について速報値を公表しています。大学、短大、高校などは全て回答する必要がありますので、実態としてはこちらの方が正確です。 では、厚生労働省と文部科学省の合同調査である「就職内定状況等調査」はどうでしょうか。 こちらは就職希望者が分母、就職者が分子です。 さらに付け加えると、この調査は全大学に対して調査するものではありません。 厚生労働省サイトに、調査の概要がありました。対象は、以下の通りです。 全国の大学、短期大学、高等専門学校、専修学校の中から、設置者・地域の別等を考慮して抽出した112校についての調査。調査校の内訳は、国立大学21校、公立大学3校、私立大学38校、短期大学20校、高等専門学校10校、専修学校20校。 調査対象人員は6,250人(大学、短期大学、高等専門学校合わせて5,690人、専修学校560人)。 調査対象は短大などを含めても6250人。一方、学校基本調査は卒業者総数が分母であり、この卒業者は大学卒だけで約56万人。 大学数は782校(2018年時点)に対して、就職内定状況等調査は112校。 学校基本調査と就職内定状況等調査、どちらがより正確か、どう考えても前者の方でしょう。

まあこういうことを理解しましょうね。統計の取り方にもよるのですが親が自営業(法人成しているかどうかは別として)の場合就職実態としてどう扱っているのかは不明です。